敷金とは?

敷金に関するトラブルについてお話ししようと思いますが、その前にまず敷金や賃貸料金についてご説明しましょう。
賃貸の契約や居住に関して、主に以下の料金が必要となります。

◆家賃・・・これはお分かりですね。1ヶ月単位の居住費用です。
◆前家賃・・・居住日から家賃が発生するまでの居住費用。例えば、家賃が6万円で各月の1日から発生するところ、3月25日から住み始める場合、3月25日~31日までの6日分の家賃を日割り計算して払っておきます(4月からは通常通りの家賃となります)
◆敷金・・・現状回復費として大家さんに預かってもらうお金で、家賃の1~2ヶ月分。退去の際に現状回復の必要がなければ全額返してもらえますが、もし必要があると・・・
◆礼金・・・言わば大家さんへの謝礼で、これも家賃の1~2ヶ月分。敷金とは違い、返ってきません。
◆管理費・共益費・・・建物の維持管理費となるものです。
◆仲介手数料・・・大家さんと契約者を仲介してくれる、つまり不動産会社に支払う手数料です。
◆更新料・・・賃貸契約を更新する際の費用です。更新は地域や物件によりますが、だいたい2年毎。
◆更新手数料・・・契約更新の際の手数料です。

賃貸を利用したことのない方にとっては「えっ?こんなにも必要なの!?」と驚かれるかもしれませんね。
家賃・敷金・礼金までは聞いたことがあるでしょうが、仲介手数料や更新料などは寝耳に水でしょう。
とはいえ、最近では礼金や更新手数料が必要のない物件も多いですし、必ずしもこれらの全てが必要とは限りません。

さて、敷金ですが、これは関西方面では保証金とも呼ばれています。
上記で説明したとおり、退去の際の現状回復費として大家さんに預けておくものですが、現状回復費とはいっても、多くの場合はこれが利用されることはありません。
人が住んでいれば必ず何らかのリフォームが必要になるので、そういった基本的な現状回復には敷金は充てられないのですが・・・

・・・ではどんな現状回復に敷金が利用されるのかというと、その点で敷金トラブルが発生してくるのですよ。